小児耳鼻咽喉科とは
お子様によくみられやすいとされる、耳・鼻・喉の病気を中心に診療していきます。具体的には、耳であれば中耳炎、鼻であれば鼻炎、喉であれば扁桃腺炎といったものになります。
また、はっきりした原因がよくわからなくても、例えばお子さんを呼んでいるのに返事をしない、気づいている様子がない、耳が気になるのかよく触っている、よく聞き間違えるなどがある場合は何らかの耳の病気の可能性があります。
また、鼻がいつも詰まっていて口呼吸をしている、鼻をしきりに触っている、鼻血がよく出ているという場合も何らかの鼻の病気が潜んでいることがあります。さらに、いびきや声嗄れ、鼻呼吸が困難、嚥下がうまくできないという場合は、喉に何らかの疾患がある可能性もあります。
なかでも小さなお子さんは、自らの言葉で症状を表現するのは困難です。そのため、上記のような症状がみられた、耳、鼻、喉に関して、いつもと様子が違うと保護者の方が感じるようであれば、些細なことでもかまいませんので一度ご受診ください。
このような症状がお子様に見られたらご相談ください
- 音量を大きくしてテレビを観る
- 聞き返しが多い、返事をしない
- 聞こえが悪くなってきた
- 耳鳴りがするようだ
- 耳が塞がった感じがするようだ
- 耳が痛い
- 耳によく触っている
- いつも鼻が詰まっている
- よく鼻水が出ている
- 鼻風邪を引きやすい
- 口をポカンと開けていることが多い
- いびき
- よくのどを痛がり、発熱する
- のどがイガイガするようだ
- 異物感があるようだ など
小児によくみられやすい、みみ・はな・のどの病気
みみ（耳）
中耳炎（急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎）、内耳炎、外耳炎、耳介軟骨膜炎、外傷性鼓膜穿孔、耳垢栓塞、耳介血腫、耳管狭窄症、耳管開放症など
はな（鼻）
アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎（急性・慢性）、花粉症（スギなど）、嗅覚障害、鼻中隔湾曲症 など
のど（喉）
扁桃炎（急性・慢性）、口蓋扁桃肥大・アデノイド、味覚障害、耳下腺炎、摂食・嚥下障害 など
中耳炎はこちら アレルギー性鼻炎はこちら